Atelier KAN's report

  • 鹿児島市の建築設計事務所・アトリエ環の建築レポートです。
  • 鹿児島を拠点に、新しい建築空間を提案する設計事務所を目指しています。
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  • 05/4/14
  • 14
  • Apr
  • 2005
  • 建築のこと

    手書きスケッチ類のデジタル化

    ソファーのイメージ
    公園ゲート施設のイメージ
    電器量販店のイメージ

    計画段階の手書きスケッチ、エスキース等をデジタル化して生理保存する作業を少しずつ行う事を始めました。PCで作業をする以前の資料をデジタル化して、PC作成の資料と同じように扱いたいと思っているからです。
    今回デジタル化(スキャン)したイメージは、5?10年前くらいに描いたもので全て実現しなかったものです。

    ブログのタイトルに背景を付けようと思い、実現した建築の写真だとリアル過ぎてつまらないのでこのイメージを使用してみました。説明が無いと何がなんだか?なので簡単に説明します。

    Blog(ソファー)のイメージ

    曲げアクリルとステンレスのフレームで近未来的なソファーを思い描き、3D化までしたところであまりにも制作費が掛かりそうなので中断しました。現在もっと現実的な(費用の面で)形でトライしているところです。

    Works(公園ゲート施設)のイメージ

    武家屋敷で有名な鹿児島県知覧町の知覧城跡を整備保存(公園化)する為の提案書作成の手伝いをした折に、展示等を行う公園のゲート施設として計画したものです。自然のままの小高い丘の公園を想定してマウンド形状の屋根は植栽し地形と一体化する提案でした。その後知覧城跡がどうなったのかは判りませんが、おそらく手付かずのままだと思います。

    Trial(電器量販店)のイメージ

    鹿児島県大口市のベスト電器の為の最初のスケッチです。最初の敷地は楔形のいびつな(スピード感のある)形をしていたので、その印象にかなり影響され全体のイメージまで触発されました。結局平屋にする為、敷地を買い足し敷地の形状が変わり平屋にする為、全く違う形で計画し直して実現しています。・・・Worksに実現した写真を載せています。

    これらのスケッチはフリーハンドの線と定規の線を組み合わせたり、CADの基準ラインを下書きにし手書きで描くような、具体的な形を決めていく時点のものです。最初の発想時のものは思いついた時にたまたま近くにある紙切れに書きなぐるので、ほとんどがごみ箱行きで残っていません。でも改めて考えてみると、そのなりふり構わぬ?真っ黒スケッチの方が私にとってはもっと重要な意味がありそうです。


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