国分中央の住宅 II
霧島市国分中央の中心市街地に建つ平屋の木造住宅です。風水の知見を取り入れた間取りとなっています。
敷地が広く平屋であることを生かし、各ゾーニングの部屋構成に合わせ、平面の大きさと天井の高さを変えたヴォリュームが連なる構成です。その構成が外観にも反映します。
玄関ホール前の片持ちの深い庇を持つポーチ空間は、車寄せとして機能し一部は天井高の高いまま室内の玄関へと続きます。高窓からの柔らかな光に満たされた天井高の高い玄関空間は、開放感があり来客を迎える特別な晴れの空間となります。
今回は、構造用合板による、一部に壁梁を利用した構造方式を採用しています。
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所在地:鹿児島県霧島市国分中央
敷地面積:399.27u
延床面積:144.15u
構造:木造平屋建
竣工:2023年7月
施工者:且R昌