スキップフロアーの現場
2006/2/3

ニュータウンに建つ住宅現場の最新の様子です。2階にメインフロアーがあり、スキップフロアー(床レベルに段差を設ける)により寝室と居間を緩やかに仕切ったワンルーム構成となります。 そのスキップの様子が判るようにと撮影したつもりですが、下地の状態なので判り難いかも知れません。


杉板型枠コンクリート打放し2
2005/12/19

私にとっては初めての、杉板型枠コンクリート打放しが打ち上がりました。杉板の木目がきれいにコンクリートに転写されています。ソフトな印象のコンクリート?です。


色決め
2005/12/19

内装(インテリア)や、外装、家具、設備機器などの仕上げ材料(仕上げの種類は設計段階で決定している)の色、柄などを決めていく作業を「色決め」と呼んでいます。
全ての材料が影響し合うので、かなり悩みながらの苦しい作業ですが、建物、空間のイメージを最終的に決定してしまう重要な作業です。オーナーにとっては、イメージが膨らむ楽しい催しのようです。


上棟式
2005/12/4

上棟(棟上)式は、通常、木造住宅の柱、梁の建て方(大概、1日か2日で建ててしまう)を行い、最後に棟梁を打ち付け無事に建て方が終った事と、大工さん、職人さん達の苦労を労い、今後のその工事の安全を祈る為のお祝いです。
コンクリートや鉄骨の建物では、棟が上がるという事が無いので、本来は行う必要は無いのですが、もし行う場合は(最近は少なくなりつつあるようです。)木造に習い、構造体が全て出来上がった時点で行う事が一般的です。
流石に、この日の上棟式はニュータウンという場所柄か、若い家族が多いようで、大勢の子供たちが集まり大いに盛り上がりました。


コンクリート打ち
2005/11/16

まるで巨大なカマキリの前足のような、コンクリートを圧送するポンプ車2台によるコンクリート打ちの様子です。長い時間を掛けて組み上げた型枠と鉄筋にコンクリートを素早く確実に流し込まなくてはいけないコンクリート打ちのクライマックス作業で、筒先の指示によりコンクリートの噴出すパイプを御していく様は気迫に満ちており、崇高なものさえ感じるほどです(これぞ男の仕事)。
十分にコンクリートの充たされた型枠は、圧力による張りを与えられ、粉っぽい独特の匂いと型枠の隙間から搾り出される水分、コンクリートの反応熱で、まるで生気を得たかのように生き生きとしてくる瞬間でもあります。